2025年11月27日 |

YKK(東京都千代田区、松嶋耕一社長)とパナソニックホールディングス(大阪府門真市、楠見雄規社長、PHD)は17日に共同会見を急遽行い、PHDが100%子会社のパナソニックハウジングソリューションズ(大阪府門真市、山田昌司社長、PHS)の株式80%を同日付でYKKが12月に設立する中間持株会社(現状、名称未定)へ譲渡する契約を締結したと発表した。
YKKの100%子会社YKKAPとPHSで住宅事業の戦略統一と機能連携を図り、両社が協業して戸建住宅1棟ほとんどの設備・建材をワンストップで提案する新たなビジネスモデルを2027年度以降、本格的に運用。両社の国内住宅事業でシナジーを創出し同市場におけるシェア拡大を狙う。
PHS株式の譲渡は2024年11月、PHDの楠見社長とPHSの山田社長がYKKに打診した。
打診理由は、PHDが企図する中長期の戦略投資領域の対象にPHSが含まれていないため、将来にわたりPHSが持続的成長を図るには活路をグループ外に見出すことが必要との決断による。








