ノーリツと東京ガス、業務用太陽熱利用給湯システムを共同開発

ノーリツと東京ガスは、独立店舗型の飲食店などを対象とした業務用太陽熱利用給湯システムの小規模業務用太陽熱パッケージ『スカイピアPRO』を共同開発した。6月から東京ガスが首都圏で、ノーリツが中部圏・関西圏・福岡を中心にエリア限定で販売する。

同システムは、東京ガスが市場性・商品化の検討と実証試験を担当し、ノーリツが設計開発、生産を担当する。

システムの主要機器は、太陽集熱器、蓄熱ユニット、熱量表示リモコン、蓄熱ユニットリモコン。

太陽集熱器は最大16平方メートル(8枚)の設置まで対応する。蓄熱ユニットの容量は200リットル。リモコンは、太陽熱利用量やガス削減量、CO2削減量を見える化している。

日射量や給湯使用量を考慮したシミュレーションや実証試験によると、16平方メートルタイプの太陽集熱器を設置した場合、年間集熱効率約50%、給湯に使用するCO2排出量を約20%削減、年間給湯量の約20%を太陽熱でまかなえることが期待される。

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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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