TOTO、水回り『リモデル』需要換気で川下展開強化=材工一式価格の目安や施工店紹介

TOTO(福岡県北九州市、喜多村円社長)が川下展開とインターネット活用の強化を鮮明に打ち出した。2日スタートで水回りリフォームの需要喚起を目的としたエンドユーザー向けのリフォームサービス提供指針『リモデルあんしん宣言』を具体化するビジネスモデル『あんしんリモデル戦略』の一環として、同日ホームページに新コンテンツ『TOTOあんしんリモデル』をアップし同社として初めてリフォーム目的で商材を購入・設置する際の材工一式価格の目安を公開した。また、中小・零細でブランド力に乏しくエンドユーザーからの信頼獲得に苦戦する施工店の支援として、既存の施工店ネットワーク『リモデルクラブ』の加盟店のうち、工事賠償責任保険の加入など同社が設定した6項目の基準をすべて満たす店舗を『リモデルプロショップ』として扱い、「TOTOがおすすめする『あんしん』のお店」との表現で同プロショップ加盟店を具体名を挙げTOTOがエンドユーザーに推奨する体制を構築した。消費マインドの低迷で需要が伸び悩むリフォーム市場へのテコ入れとして、エンドユーザーがリフォーム情報収集の次の段階である工事店へのアプローチをためらう「リフォーム価格の目安がわからない」「信頼できる施工店がわからない」などの不安を、メーカー大手の同社がブランドを生かし情報提供することで払拭し需要喚起を狙う。

2018年04月05日付4面から抜粋
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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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