レオパレス21問題、創業者関わり「組織的」–外部調査委が報告書、サブリースのビジネスモデルも指摘

国土交通省が原因究明を求めているレオパレス21問題について、外部調査委員会が18日に調査状況の報告書を同社に提出し、問題となる不備の原因が一部の部署や役職員に留まるものではなく、組織的・構造的に行われていたと指摘した。

創業者でもある深山祐助元社長の直轄だった商品開発部で、界壁の内部充填剤に発泡ウレタンを使用することが決まったことも報告した。

一方で、これまでに見つかった設計図書においては、すべてグラスウールを使用することになっていたという。報告を受けたレオパレス21側は、手続きの不備があったことや製造の効率化を図ったとしたものの、組織による意図的な問題や違法性の認識はないと説明した。

仕様に適合していない物件を施工していたことが発覚し、レオパレス21は2月21日に弁護士からなる外部調査委員会を設置していた。

報告書で同委員会は、サブリース事業のビジネスモデルの特性が、一連の問題に「大きく関係していた」とも指摘。今後、組織的な不備が意図的であったかを調査する。

【記事全文は、本紙3月28日号に掲載】

2019年03月28日付5面から抜粋
全文をお読みになりたい方は新聞をご購読してください
毎週じっくり読みたい【定期購読のご案内
今スグ読みたい【電子版で購読する

この記事のキーワード

こんな記事も読まれています

記事をシェアする

ほかの記事も読む

住宅産業新聞社からのお知らせ:弊社著作物の使用に関するお願い
2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

最近の特集企画

最近の連載

住宅産業新聞社からのお知らせ

見本紙をダウンロード

ホームページから見本紙がダウンロードできます。定期購読や広告出稿を検討している方は、こちらからご確認ください。

ファイルサイズを小さくするため、見本紙では画像を圧縮しています。パケット通信料金定額制プランに加入していない携帯電話やスマートフォンなどを利用している方はご注意ください。

見本紙をダウンロードする
(ファイルサイズ:25MB)