2014年10月06日 |
ITで日本の住宅産業を良い方向に変えていきたい――。
コンピュータソフトウェアの制作、販売などを行うK―engine(ケイエンジン)は、CAD画像を元に瞬時に原価積算や工程表を作成するサービス「ベーシックサービス」を立ち上げた。同社は、誰でも簡単に使える便利なサービスとアピールし、「住宅産業界のインフラ」の構築を目指している。
ベーシックサービスで目指した近未来の住宅産業界のIT化構想について、通信事業社ウィルコム(現・ワイモバイル)の元社長で、現在、ケイエンジンの代表取締役社長兼CEOを務める喜久川政樹氏に話を聞いた。
――サービスを立ち上げた背景は
IT、インターネット、クラウドが全盛期を迎え、これらの技術を活用して住宅産業界を良い方向に向かわせることはできないかと考えていた。そのためにはIT化、デジタルデータ化が必須だった。