住友林業と日集協、木質ハイブリッド集成材有孔梁で1時間耐火の大臣認定

住友林業(東京都千代田区、光吉敏郎社長)と日本集成材工業協同組合(佐々木幸久理事長、以下、日集協)は1日、木質ハイブリッド集成材有孔梁で1時間耐火構造の国交大臣認定を取得したと発表した。

従来の木質ハイブリッド集成材梁と比べて天井高を確保でき、設計の自由度が向上。設備配管用のかさ上げ材を設置する必要がなくなったほか、デザイン上の制約が少なくなるので意匠性が向上する。建築費全体のコストダウンや汎用性の拡大にもつながるとした。

日集協が2005年に大臣認定を取得している木質ハイブリッド集成材の1時間耐火認定梁に、住友林業が開発した梁貫通技術を加えて新規認定を受けた。外観は木質でありながら、構造計算は鉄骨で行う。

2021年11月11日付2面から抜粋
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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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