MAKE HOUSE「MAKE ViZ」、3次元で住宅の内観・外観画像を提供=BIM化推進の足掛かりに

エヌ・シー・エヌ(東京都港区、田鎖郁男社長)の子会社であるMAKE HOUSE(東京都港区、今吉義隆社長)は、10月1日から同社が培ってきたBIMに関するノウハウとモデリング技術を活用した木造戸建住宅の高画質建築空間シミュレーションサービス「MAKE ViZ」の提供を開始している。

同サービスはBIMソフトと連動したレンダリングソフトによって3次元の内観・外観画像を提供するもので、年間着工棟数が100棟規模の中堅工務店・ビルダーへの提供を主として考えている。

同社では「このサービスをきっかけに木造建築物のBIM化を推進していきたい」(今吉社長)と考えている。

MAKE HOUSEは2015年の創業以来、BIMを用いて実際の建物を建築する前段階でコンピューター上に現実と同じ立体モデルを構築し、木造住宅建築業務のIT化および効率化を推進する事業を行っている。

「MAKE ViZ」を開発するきっかけとして今吉社長は、「BIMのコンサルやBIMモデル作成の依頼を受けているなかで、特にビジュアル化部門の評判が良かったことにある」と語る。同社としてはBIMによる木造住宅のデータ化が本来の業務だが、その前段階で工務店やビルダーが購入希望者に「より実物に近い画像でプレゼンができれば、工務店やビルダーの受注自体も促進され、BIM化のメリットが直接発揮されれば、BIMが普及するための足掛かりになるという発想もあった」という。

2021年11月11日付3面から抜粋
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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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