大東建託が共働きカップル向け賃貸住宅に注力=専有面積を広めにする工夫も

大東建託(東京都港区、小林克満社長)は、賃貸住宅に住む20歳代後半から30歳代後半について共働き世帯が多いという調査に基づき、共働きカップル向けの賃貸住宅に注力している。

2016年に「DIYELLA(ディエラ)」を開発したのを皮切りとし、今年2月には2×4工法による「KLEUR(クルール)」と戸建賃貸住宅「LIBERTE DUPLE(リベルテ・デュプレ)」を相次いでリリースした。

ファミリー向けの商品とは異なり、共働き夫婦が時間を共有できるようなキッチンや洗面所としたほか、ロフトやワークスペースを備えたものとなっている。またバルコニーを狭くして室内の専有面積を広めにするなどの工夫や、洗濯物を室内干しするニーズが高いことから、居室スペースとしても応用可能なサンルームを設けるなどしている。

同社では「都市部では1LDKの需要があるのではないか」(商品開発部・峠坂滋彦次長)と考えており、今後はパワーカップル向けの商品展開も含めた「企画商品」の開発も考えていく。

2020年03月05日付3面から抜粋
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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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