ゆとり世代の住宅取得、自分好みの空間求め=住宅メーカー8社「イエノミカタ」など調査

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大和ハウス工業、旭化成ホームズ、住友林業など8社が合同で運営するサイト「イエノミカタ」とオールアバウトは7日、「ゆとり世代の住宅観に関する調査」を発表した。

25~29歳の未婚の「ゆとり世代」と、10年以上前に家を購入した55~59歳の男性の「親世代」を対象にした。ゆとり世代が将来、住宅を購入するきっかけとして最も多かったのが「自分好みの空間がほしい」(38・8%)で、「結婚」(38・5%)「将来的な資産」(36・2%)を上回った。

一方、親世代では「新築一戸建てへの憧れ」(38・8%)と最も多かった。希望の住居形態はゆとり世代でも「新築一戸建て」が68・0%と圧倒的に多い一方、「中古戸建て」(28・2%)「中古マンション」(23・6%)と3割近くが中古住宅を志向しているが、親世代は中古住宅が1割未満にとどまった。

家づくりをする上での重視ポイントは、ゆとり世代・親世代ともに「価格」と「間取り」が2大要素となっているが、ゆとり世代はほぼすべての項目で親世代と比べて10ポイント以上高く、重要ポイントが多岐にわたっている。特に、「内装・インテリア」「防犯・セキュリティ」「省エネ」は、ゆとり世代で親世代の2倍以上の結果となった。

インテリアに対し「とてもこだわる」層は4人に1人と親世代の2倍以上で、照明器具やソファのほかアート・絵画への関心も高まる。

「イエノミカタ」は、大和ハウス工業、旭化成ホームズ、住友林業、積水化学工業、パナホーム、ミサワホーム、三井ホーム、ヤマダ・エスバイエルホームが共同で運営するサイトで、住宅建築を通したよりよい暮らしのあり方を提案するプロジェクト。

2016年12月15日付面に掲載
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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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