【大建工業2020年3月期連結決算】M&Aが売上高と収益に寄与、売上高・経常は連結以来の過去最高

大建工業(大阪市北区、億田正則社長)の2020年3月期連結決算は、売上高については、国内新築需要が減少したものの首都圏を中心とする非住宅の公共商業建築分野の需要が底堅く推移したことに中期経営計画で進めるM&Aによる新規連結分の寄与が加わり、前期比10・7%増。営業利益は、素材原料高と製造固定費の増加分を合理化と新規連結分の寄与が大きく上回り、46・3%増だった。

売上高は4期連続の増収で2000年3月期の同社連結開始以来の過去最高。営業利益および経常利益はともに3期ぶりの増益で、このうち経常利益は連結以来の過去最高益を記録した。

いずれにも米国・カナダのLVL・単板工場運営企業のM&Aが大きく貢献するかたちとなった。

2020年06月04日付4面から抜粋
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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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