YKKAPとリューケンハイム、共働で戸建性能向上リノベーション実証プロジェクト「信州 小諸の家」=リューケンハイム、空き家活用も視野に既存事業本格化へ

リノベ後の外観リノベ後の外観

YKKAP(東京都千代田区、堀秀充社長)は12日、戸建性能向上リノベーション実証プロジェクト(以下、性能向上リノベPJ)として長野県の地域ビルダー・リューケンハイム(長野県佐久市、髙橋典久社長)と共働で手掛けた「信州 小諸の家」(以下、小諸の家)の報道機関向け現地説明会を行った。

小諸の家はYKKAP関東信越支社の管轄において初となる性能向上リノベPJで、築45年の木造2階建て住宅を断熱性能はHEAT20G2、耐震性能は耐震性能等級3相当に引き上げた。

リューケンハイムでは断熱と耐震の性能が一般の新築戸建住宅より高い小諸の家を、同じエリア内で販売される新築戸建住宅より2割以上低い価格で販売し既存・新築の両市場で供給物件として差別化を図る。

リューケンハイムは今回の性能向上リノベPJ参加をきっかけに空き家活用などを視野に入れた既存事業を本格化させる考えで、小諸の家を半年ほど、同社初のリフォームおよび性能向上リノベーションのモデルハウスとして運用する計画だ。

2020年03月19日付4面から抜粋
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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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