注目の助成金(13)申請から受給までの流れは?

全文公開中

(6)報告

報告書を事業者が作成します。対象経費についての支払い実績のわかる領収書や契約書などのエビデンス(証拠)の用意も必要です。

(7)検査

事務局が申請通りに事業が実施され、経費が適正に支出されたかをチェックします。必要に応じて現地調査などが行われる場合もあります。

(8)確定

対象事業が適正に行われたと認められると、助成金・補助金の支給金額が決まります。実際にかかった費用が当初の予定より低かった場合、交付決定額が減額されることがあります。逆に実際の費用が交付決定額より高かったとしても、原則交付決定額以上の金額は支払われません。

(9)請求

事業者が確定した金額を事務局宛てに請求します。請求を忘れないようにしましょう。せっかく事業を実施しても、請求をしなければ、当然助成金・補助金は支給されませんので、注意してください。

(10)入金

事業者の指定口座に事務局が請求された金額を入金します。入金されるのは、申請してから1年以上かかるのが一般的です。場合によっては、入金されない可能性もあるので、助成金・補助金での収入を見込んで資金繰りするのは避けましょう。

助成金・補助金も、申請から入金されるまで長期間を要し、各過程でさまざまな対応をする必要があります。不明な点があったら、その助成金・補助金の担当者か、社会保険労務士や中小企業診断士などの専門家にアドバイスしてもらいましょう。

2019年01月31日付6面に掲載
毎週じっくり読みたい【定期購読のご案内
今スグ読みたい【電子版で購読する

記事をシェアする

住宅産業新聞社からのお知らせ:弊社著作物の使用に関するお願い
2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

こんな記事も読まれています

注目したいキーワード

最近の特集企画

最近の連載

住宅産業新聞社からのお知らせ

見本紙をダウンロード

ホームページから見本紙がダウンロードできます。定期購読や広告出稿を検討している方は、こちらからご確認ください。

ファイルサイズを小さくするため、見本紙では画像を圧縮しています。パケット通信料金定額制プランに加入していない携帯電話やスマートフォンなどを利用している方はご注意ください。

見本紙をダウンロードする
(ファイルサイズ:25MB)