2014年08月07日 |
国土交通省の建築着工統計によると、2014年度第1四半期(14年4月~6月)の新設住宅着工戸数は、前年同期比9・3%減の21万8834戸となった。
都道府県別でのプラスは7府県にとどまる一方で、二ケタダウンは26県に及んだ。三大都市圏別では、近畿圏は大阪と兵庫が堅調でわずかなマイナスだったが、首都圏と中部圏が落ち込んだ。
持ち家・貸家・分譲のいずれもが、二ケタアップだった前年同期実績からは大きく様変わりした格好だ。ただ、第1四半期ベースで4期ぶりのマイナスに転じたものの、12年度水準に対しては3千戸程度上回っている。