ミサワグループ、営業利益率改善へグループ体制強化

ミサワホームが、グループ体制の強化に乗り出す。

エリア強化の一環で首都圏ディーラー(販売会社)が持つ機能を見直し、新築販売と施工、リフォーム、不動産の各事業に統合・再編し、機動性のある運営を行う。また、間接業務を集中・統合するシェアード・サービスを拡大するとともに、間接人員を営業など直接部門にシフトし、管理コスト削減と営業力強化を図る。

前年度下期に実施した、首都圏のグループ5社とミサワ本体での経理部門の統合に続く措置。「ミサワホームグループの最大の欠点である、低い営業利益率に本格的に手を付けていく」(竹中宣雄社長)としている。

首都圏のグループ体制では、エリアのディーラー4社の新築とリフォーム、不動産の各事業、施工機能を再編する。ミサワホーム多摩からリフォーム事業子会社を分離し、ミサワホームイングに統合。ミサワホーム東京、同西関東、同東関東の各社下の3施工会社も分離・合併させ、ミサワホーム(メーカー)100%出資の首都圏施工会社として再編する。

2014年11月20日付2面から抜粋
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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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