2011年07月07日 |
防犯配慮やペット共生など、コンセプトを明確にした賃貸住宅の商品化が相次いでいる。従来型賃貸の特徴だった汎用性だけでは、「入居者ニーズの多様化に応えきれていない」(堀福次郎・大和ハウス工業取締役上席執行役員)との認識によるもの。オーナーにとってリスクはあるが、現状では空室率の上昇に歯止めがかからないことから、新たに女性や高齢者、単身世帯に目を向けた提案が「入居率上昇につながれば結果的にオーナーにとってもプラスになる」(同)としている。
大和ハウスのコンセプトは「女性のためのアイテムが満載の防犯配慮型賃貸住宅商品」。2階建ての『セジュールウィット―SW』と3階建ての『セジュールオッツ―SW』を発売した。
2011年7月7日付け1面から記事の一部を抜粋