ポラスグループが制振耐力壁を導入へ、繰り返し地震にも耐震性能維持

ポラスグループのポラス暮し科学研究所(埼玉県越谷市、小見豊社長)とポラテック(中内晃次郎代表)は、壁倍率が5倍(相当)の制振耐力壁『KOAダンパー』を2017年5月から開発。18年11月時点での設計よりグループ内の住宅において導入を予定している。

同商品は木質材料による特徴的なフレームに組み込まれた制振ダンパーであり、(1)繰り返し地震を受けても耐震性能を維持する(2)建物の階高によって制振部材の留め付け方が変わることがない(3)一般流通材を使用した木質フレームは資材調達及びストックを行いやすい――といった特徴をもった制振ダンパーである。これらの特長は、ポラスグループが開発・設計・加工・施工の一貫体制で取り組んでいることから、現場の要望を吸い上げてフィードバックする体制が生かされている。

今後は、一貫体制の特長を部分的に生かしながら、構造計算がされ耐震性能が検証された構造躯体であることを強みとして、グループ内だけではなく外販も視野に展開していく考えだ。

2018年09月13日付3面から抜粋
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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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