10月の住宅企業受注額速報、全体バラツキも戸建て、賃貸は厳しく

10月における住宅11社の受注金額(速報値)は、4社がプラス、7社がマイナスと分かれた。積水ハウスは4ヵ月連続、大和ハウス工業は2ヵ月連続で減少となった。戸建住宅は商談の長期化、集合住宅(賃貸住宅)については「オーナーの慎重姿勢」(パナホーム)により、受注額がマイナスとなった社が目立った。一方、二ケタ増となった旭化成ホームズは、戸建住宅、集合住宅とも回復した。戸建住宅の受注回復策として、住友林業や積水化学工業住宅カンパニーが一次取得者層に向けた商品を強化するなど、横並びだった高付加価値提案に変化がみられる。

2017年11月16日付2面から抜粋
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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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