パナホーム、多層階住宅を強化

パナホームは商業地・防火地域において、3階建て以上の多層階住宅事業の展開を強化する。来年1月15日に、工業化住宅として9階建てまで建築を可能にした重量鉄骨ラーメン構造の「Vieuno9(ビューノナイン)」を発売する。商業地域・防火地域では、容積率500%が多く、敷地を最大限に活用するには9階建てまで対応する必要があった。そこで、250角・300角の柱とH400、H450の梁を新設し、9階建てに対応。さらに、従来よりも強度が上がったため柱間隔最大10・8メートル、天井高最大4・0メートルを実現し、大空間の実現や天井高の対応力を向上させた。ビューノの受注実績はここ数年、2割近い伸びを続けており、今年度上半期(4~9月)も前年同期比14%増。2018年度には受注高1千億円を目指す。

2016年10月20日付1面から抜粋
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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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