8月の11社受注額速報は6社マイナス、住宅展示場来場は各社低迷

8月の主要住宅企業11社における受注金額(速報値)は、6社が前年同月と比べてマイナスだった。積水ハウスは11ヵ月ぶりのマイナスとなったが、低層賃貸住宅のマイナスが主な要因。「昨年8月に大型物件があったため」(積水ハウス阿部社長)とマイナスは一時的なものとみている。また、旭化成ホームズも二ケタ減に落ち込んだが、水準自体は高いとみている。住友林業は4ヵ月連続でマイナスとなっており、景気先行き不透明による商談長期化の影響を大きく受けている。これまで好調だった住宅展示場来場者数は各社とも低迷。その理由として天候不順の影響や土日が昨年8月より少なかったことなどを理由にあげている。一方、期初からの累計では単月でプラスの社がマイナス、逆にマイナスの社がプラスだったりと全体的には各社のバラツキが目立つようになってきた。

2016年09月29日付2面から抜粋
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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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