大和ハウスの戸建分譲で中部初の電力融通、小規模街区で簡易・低コスト、将来の大規模化も視野

大和ハウス工業は、中部地区で初めて戸建住宅における街区単位での電力融通に参入した。

6日にモデルハウスを一般公開した戸建分譲地「セキュレア豊田柿本」(愛知県豊田市柿本町2―37―1)の21区画のうち3区画(3棟)と集会場、調整池に設置した太陽光発電(PV)システムを自営線で結んでエリア内での電力を融通。特徴は、対象棟数が少なく、特別な施設を必要としないため、簡易な方法、低コストなシステム構成でエネルギーマネジメントを可能にした。

同社では今後、3~4棟を1つの電力融通街区とし、多くの街区を接続することで大規模化する手法を検討し、街区単位のエネルギーマネジメントの普及・拡大を目指す。

2016年08月11日付2面から抜粋
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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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