銘建工業、エス・バイ・エル・カバヤ、CLT軸に川上と川下が連携して業容拡大へ

2016年度の早期に建築基準告示と一般的な設計法告示が出る予定のCLT(Cross Laminated Timber、JAS上の名称は直交集成板)建築分野で岡山県内の川上と川下の企業が連携、CLTを軸に業容拡大に乗り出そうとしている。現状では全国で2社しかないJAS認定のCLT製品の製造メーカーの1社・銘建工業(岡山県真庭市、中島浩一郎社長)と、県下の14年度注文住宅着工棟数ランキングでトップ(住宅産業研究所調べ)に初めてなったエス・バイ・エル・カバヤ(岡山県岡山市、野津基弘社長)だ。両社は4号建築としては国内初となる予定のCLT建築展示場「カバヤホーム 倉敷CLT展示場」で1月16日、事業者向けの構造見学会を実施した。CLT工法オープン化後は両社間で結んだ事業提携契約に基づきCLTを構造材に使う住宅・非住宅の商品化に乗り出す。CLTを起爆剤に将来を模索する銘建工業とエス・バイ・エル・カバヤを取材した。

2016年02月04日付1面から抜粋
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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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