自宅改善のトップは「室内の段差解消」、三菱日立ホームエレベータ調べ

三菱日立ホームエレベーター(岐阜県美濃市、西川隆博社長)はこのほど、住まいに関するシニア層の意識調査「シニアにおける『住まい』と『老後』に関する調査報告」の概要を公表した。それによると全回答者の94・0%が「現在、自立した生活をしている」と答え、また、全員(100%)が「今後も可能な限り自立した生活を続けたい」、94・8%が「今後も現在の住まいに住み続けたい」と答えた。
この「今後も現在の住まいに住み続けたい」との回答者は、『今後、足腰が弱くなり、歩行器や車椅子が必要となった場合でも、現在の住まいでストレス(不自由)なく住み続けられるか』との質問に、60・9%が「ストレス(不自由)を感じる」と答え、具体的にストレス(不自由)を感じであろう事柄として、「階段を使うのが億劫になる」(64・3%、複数回答)、「廊下が歩行器や車椅子で移動するには狭い」(38・0%、同)、「家の中に段差が多く、歩行器や車椅子での移動が難しい」(35・4%、同)をあげた。
また、全回答者の59・8%が老後に備え自宅で快適に過ごすためのリフォームや建て替えに興味を持っており、どのように自宅を改善(リフォーム)したいかの問いには、「室内における段差の解消」(49・6%、複数回答)、「手すりの設置」(42・3%、同)、「生活動線の見直し」(31・2%、同)に回答を寄せた。
同調査は、60歳から75歳までのシニア層で、持ち家の戸建てに住み、既に子どもは独立し夫婦のみで暮らしている男女合わせて600人を対象に8月10日から同15日までの期間、インターネットを活用し実施された。

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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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