30歳代は「食」通じて暮らし楽しむ意識、旭化成ホームズが調査報告

共働きの増加など家事にかけられる時間が減り、食の簡便化が進む一方で、30歳代を中心に手作り志向や食を通じて暮らしを楽しむ意識も――。

旭化成ホームズ「くらしノベーション研究所」の調査報告書『家庭でつくられる文化としての「食」・季節の「食」』による。また、毎日食事を手作りする家族は、暮らしの満足度も高いこともわかった。

調査対象は、一般戸建住宅居住者719件とヘーベルハウス居住者380件の既婚女性。ウェブによるアンケート調査と写真撮影による食日記調査を実施した。

記念日も手料理にこだわらない

食事の支度については、「平日も休日・記念日も、いつでも手料理にこだわらない」が37・3%で最も多く、次いで「食事はいつも手をかけたい」の26・0%と続く。意外だったのが「週末や記念日の食事だけは手作り」が16・3%で最も少なかった点。食事の支度に対する意識は、手をかけたい人とそうでない人の両極端化しているようだ。

日常の食事の支度では、野菜や肉、魚などの食材から、夕食を毎日手作りしているのは33・5%。最も多いのは、週5日から6日手作りする層で36・2%だった。年代が上がるほど毎日手作りする層が増え、60歳代では41・9%を占めている。

「購入した冷凍食品や総菜だけで、夕食にすることに抵抗を感じない」が約3割、40歳代で「出汁を取って味噌汁を作る」や「魚をさばく」のは約2割。フルタイムや専業主婦といった就業形態別には顕著な違いはみられなかった。

ユーザー版2015年冬号から記事を抜粋
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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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