夏仕様の住まい、3つのキーワードとは

夏仕様の住まいに必要なのは何だろうか。住宅のハードの面をみていくと3つのキーワードが浮かび上がる。「高気密・高断熱」と「省エネ性能」、「自然の力を取り込む」だ。それぞれをうまく取り入れることで、夏仕様の住まいを作ることができる。まずは、この3つについてみておこう。

高気密・高断熱

「高気密・高断熱」は、現代の住宅では基本的な性能だ。まず「高気密」は、住宅の外に空気が漏れにくいように、壁や床、天井、窓などの隙間を少なくする。外へ空気が漏れないために、エアコンの冷気も外へ逃げることがないし、逆に外から真夏の熱気が入ってくることもない。もちろん外に空気が漏れなくても、建築基準法で義務づけられている換気装置によって空気の入れ換えは確保されている。

次に、「高断熱」は外の熱を通さず、部屋の快適な温度を保ってくれる。床や壁、天井に断熱材を入れて高い断熱性能をもつと、外の熱が伝わらないので、部屋の温度が上がりにくく、エアコンで冷やした冷気も長い間、室内に留まる。エアコンの電気代も抑えられる。つまり、「高気密・高断熱」住宅は、夏仕様の住まいといえそうだ。

ユーザー版2014年夏号から記事を抜粋
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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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