【まちづくり特集2018】宅配効率化や住み替えなど、大規模開発で課題解決の新提案

東急不動産は、世代循環型のまちづくり「世田谷中町プロジェクト」で、都心の超高齢社会に対する解決の糸口を探る。
同プロジェクトは、分譲マンション「ブランズシティ世田谷中町」(総戸数252戸)とシニア住宅「グランクレール世田谷中町」(総戸数251戸)の複合開発事業だ。24時間365日の介護・看護サービスが定額で受けられる介護事業所(定期巡回・随時対応型訪問介護看護、看護小規模多機能型居宅介護事業所)を併設。分譲住宅からシニア住宅への同一敷地内の住み替えを支援するため、買取保証も実施する。

都内勤務の子育て中の家族が分譲マンションに入居するのを機に、遠方で暮らす親世帯をシニア住宅に呼び寄せるという三世代近居も実現。長く安心して住み続ける街を作っている。

東京建物が開発中の「ブリリア大山パークフロント」(東京都板橋区、総戸数135戸)は、女性の活躍がテーマ。同社女性社員と一般公募による10人の女性が集まり、それぞれのライフスタイルや価値観を共有しながら約1年間をかけて完成させた「理想のリビング」から生まれた企画商品を随所に採用している。

例えば、L字型の洗面化粧台を採用。2人同時でも使いやすく、収納スペースが多いのもポイントだ。キッチンの近くに、ワークスペースを設置し、料理の合間などにちょっとした家事や作業ができる。急な来客時でも、扉を閉めればサッと隠せるのもうれしい。

同社は、昨今の女性の社会進出に伴い、女性の生き方や幸せのあり方が多様化するなか、住宅に対するニーズも変化しており、これまでの住宅は働く女性の多様化する生活スタイルや商品ニーズに必ずしも応え切れていないのではないか都考え、同プロジェクトを始動させたという。

2018年06月07日付7面から抜粋
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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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