【キッチン・バス特集2018】キッチン・浴室とも微増、システム群が伸び=普及品の仕様向上

背景にあるのが、扉の塗装技術向上に加えカウンタートップ素材の多様化。

素材では、ステンレスが4割近くと根強い人気があるが、全体の6割を占める人工大理石製品の技術が進んだことによる。中高級ゾーンの商品と普及品の境目が薄れたためで、「予算がシビアになっていることもあるが、それ以上に〝見た目〟に対するお客さまの満足度が高い」(同工業会)としている。

完成品に対するビルトイン機器の装着(搭載)率は、電気式(IH)クッキングヒーターが36万688台で29・0%、ガスコンロが58万7646台の47・3%と、ガス熱源のシェアが高い。ほか、食器洗い乾燥機が46万4143台で37・4%、浄(整)水器31万3073台で25・2%だった。

今後の方向性には懸念もある。人口減や空き家数の増加に伴う市場の鈍化に加え、共働きの増加による食生活・習慣の変化。「外食が増えることで、キッチンを使う機会が減ったり、機器や仕様に対するこだわりがないユーザー層も増えるのではないか」という。

2018年05月17日付8面から抜粋
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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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