開口部や躯体の対策、より重要に

2017年06月22日05面_住宅産業

 ただ、窓を開け放っての採風は、2階部はまだしも1階は防犯性の問題がある。新築時に室内の通風を考慮した設計をすると同時に、玄関や勝手口のドアを全開にすることなく採風部だけ開いて風を室内に呼び込める「採風ドア」を採用すれば、防犯性を考慮しつつ室内の風通しをより高めることが可能だ。
 戸建住宅を新築する際、エンドユーザーが特に重視する要素の筆頭には、耐震性があげられる。しかし、いざ新築が建ち、そこに移り住んでから居住者が気になり始めるのは、室内で送る日々の生活の快適性だ。
 新築を検討している見込み客、既に住んでいるOB客を問わず、夏の暑さ対策という季節性を考慮した住宅のプロならではこそできる事業者の提案活動は、住まい手の暮らしを快適にする細やかな気づかいとして喜ばれることだろう。

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