【断熱・遮熱特集2016】省エネルギー基準義務化やZEH対応で高まる躯体の高断熱化、注文住宅事業者のZEH対応

中高級帯の2×4工法の注文住宅商品を供給していたLIXIL住宅研究所の「GLホーム」は昨年4月、工法の標準を2×6工法に切り替え、従来標準だった2×4工法をオプション扱いにした。当該事業者が2×6の扱いを始めたのは2013年度。当時は2×6がオプションだったため、文字通り標準工法が逆転したことになる。工法を2×6に切り替えた理由は2つ。耐震性が高い点と、躯体の高断熱化への対応がしやすい点だ。
この事業者は断熱材にロックウール断熱材を使用している。2×6の方が高断熱化に対応しやすい理由を担当者は「壁厚の関係」と話す。「壁厚は2×4の89ミリに対し、2×6は140ミリと約1・6倍。その拡張した空間に従来比で約6割増の厚みの断熱材を入れることができる。性能も上がるがコストもアップする、より高性能の断熱材に切り替えることなく、『厚さ』を増し最小限のコスト増で高断熱化に対応できる」。

2016年06月23日付5面から抜粋
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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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