住宅履歴情報の整備に瑕疵保険など活用検討、宅建業者向け全員取得の新資格を検討

国土交通省の「不動産流通市場活性化フォーラム」(座長=中川雅之日大教授)は、6月にとりまとめる提言案の概要を公表した。5月22日に開いた同フォーラムで議論したもので、中古住宅の流通を伸ばすために情報の蓄積と提供、消費者ニーズに対応できる不動産流通の整備、環境整備の3つの視点から具体案を示した。

瑕疵担保保険利用情報を活用した住宅の修繕履歴蓄積や、宅建業者に対する新たな資格制度創設による資質向上などを盛り込んだ。

提言案では、住宅の性能や劣化状況など取引の際に消費者の求める情報が提供されないこと、不動産事業者がインスペクション(建物検査)やリフォームなどの消費者ニーズに十分応えられていないといった現状の課題があることから、これらを解消する不動産流通システムを構築することが目的。不動産取引を透明化し、不動産業者や工務店など事業者間の連携、中小不動産業者の提案営業力の強化などを通じた中古住宅流通・リフォーム市場の倍増を目指すとした。

2012年5月31日付け7面から記事の一部を抜粋
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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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