2010年08月03日 |
住宅金融支援機構は3日、民間との提携住宅ローン「フラット35」における8月の融資金利を公表した。それによると、最低融資金利が20年以下で2・020%、 21年以上35年以下で2・230%と4ヵ月連続で低下。機構になってからの最低水準を更新し、2005年5月に記録した旧住宅金融公庫の最低金利2・15%に近い水準となっている。金利の下落幅は0・08%から0・09%と小幅で低下余地も少なくなりつつある。
融資金利が低下しているのは、指標となる長期金利が下落し最低レベルに低下していることが主な要因。一方、最長50年間を融資するフラット50は、最低融資金利が3・0%と前月より0・07%低下した。