生徒の求める情報提供できず、就職活動でミスマッチ

国土交通政策研究所が、建設会社の人材確保と工業高校生の就職活動について調査・分析した研究結果によると、高校生が仕事を選ぶ際に重視するポイントは仕事内容や処遇、会社の雰囲気である一方、建設会社側が訴求したい点は、自社の施工力や技術力、会社の歴史・実績に偏りがちで、ミスマッチが生じていることが分かった。調査から、就職活動において「知りたい情報が得られた」と感じている生徒が建設業に良いイメージを抱く傾向があることも分かり、給与や休日の確保、スキルアップのための教育体制といった生徒が求める情報を提供することが仕事の魅力を伝えることにつながるとして、事業者に対応を求めている。

2018年04月05日付5面から抜粋
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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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