YKKAP、六甲窓工場操業でメードイン神戸の樹脂窓

YKKAPは、関西以西に樹脂窓を供給する初の拠点「YKKAP六甲窓工場」(兵庫県神戸市東灘区向洋町西4―2)の操業を開始した。

生産能力は年間9万窓で、港に近い六甲アイランドの立地を生かし、トラックや鉄道などの陸上輸送に加えて、九州地方には船による海上輸送も検討する。

オープニングセレモニーで堀秀充同社社長は「当社はアルミサッシメーカーと呼ばれてきたが、これからは『樹脂窓メーカー』と呼ばれたい。関西では2016年に30%を樹脂窓(現在は約2%)にするという目標を掲げている。メードイン神戸の樹脂窓で関西の住環境を良くしたい」と、工場稼働に対する意気込みを話した。

新工場内特設会場で行われたオープニングセレモニーには、来賓として井戸敏三兵庫県知事や岡口憲義神戸市副市長らが駆けつけた。井戸知事は「断熱性能に優れた樹脂窓を公営住宅の整備にも使えないか検討していきたい」と話した。テープカットには、知事、副市長のほか、吉﨑秀雄代表取締役副会長などが参加して、窓工場の稼働を祝った。

2014年09月18日付1面から抜粋
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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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