2014年08月04日 |
TOTOとLIXILは、施工性を高めた収納キャビネット付きトイレの新商品を相次ぎ発表した。
TOTOは、キャビネット部分を工場で組み立てて出荷することで、施工現場での作業工程数を減らした。
LIXILは、3つに梱包されている部材を開梱した順番に取り付けていくだけの簡単な施工方法を開発している。
TOTOによると、キャビネット付きトイレは、業者による提案で通常のトイレから同トイレに切り替わる「提案型商品」。しかし、デザイン性や清掃性などの商品力は高いものの、施工時の手間が提案の障壁になっており、一部の工事店から敬遠されていた。「施工時間を1時間短縮して約3時間とした。これにより工事が1日で完了する」(TOTO)と、新しいキャビネット付きトイレの拡販に自信をみせる。