住友林業グループが出資するベトナムの「Vina Eco Board(VECO)」社が、家具向けなどのパーティクルボード(PB)の商業生産を本格化させた。同国最大級規模の年間25万立方メートルの生産能力を備えた最新鋭施設。豪州やニュージーランドなど、環太平洋地域で展開するグループ各社とのシナジー効果を狙う。
VECO社による本格商業生産は、ベトナム経済の成長に伴う同国内需要、及び欧米・日本向けなどの輸出用家具の生産増加で、家具の主要な原材料であるPBの需要拡大が期待できるとの判断による。
2012年5月24日付け2面から記事の一部を抜粋
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