YKKAP、横浜に実証住宅『広がる屋根』=性能向上リノベでHEAT20G1相当を達成

広がる屋根の外観

YKKAP(東京都千代田区、堀秀充社長)は4日、既存戸建住宅の買い取り再販事業を展開するリビタ(東京都目黒区、川島純一社長)と協働した取り組み「リノベーション実証住宅『広がる屋根』」の物件を関係者に公開した。

当該物件はリビタが再販する神奈川県横浜市内の築37年の木造軸組住宅を、YKKAPの開口部耐震商品「FRAME(フレーム)2.」と樹脂窓『APW330』などを使ってスケルトンリノベーションを行い、耐震性を耐震等級3相当、断熱性能をHEAT20G1相当に引き上げると同時に間取りを改めたもの。施工は青木工務店(神奈川県大和市、青木哲也社長)。

樹脂窓を高断熱化に寄与させ、南面にフレームタイプの開口部耐震商品を用いて躯体強度を上げつつ採光性の高い大開口を実現した。YKKAPは2017年度から既存戸建てに新築以上の価値を付ける〝性能向上リノベーション〟の普及活動を始めており、今回の取り組みもその一環。YKKAPでは『広がる屋根』を来年2月頃まで事業者に公開する予定だ。

2018年12月13日付4面から抜粋
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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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