パナソニックES社、住宅用床材を約4年ぶり刷新

パナソニック・エコソリューションズ社(大阪府門真市、北野亮社長)は12月3日、既存の住宅用床材商品「gスタイル」「ジョイハード」「フィット」「ウッディ」の4シリーズを、建具でも使用しているブランド『ベリティス』シリーズとして統合する。

同時に、既存の木質エイジング技術を高度化させた新開発の独自技術『マイスター・ウッド』で天然木突き板の色彩と濃度、照りを上げた新しい色柄を、『ベリティス』と既存シリーズ『アーキスペック』に追加する。

床材シリーズの商品体系刷新は約4年ぶり。特徴ごとに個別の商品名を付けていた状態を一本化し提案時の説明簡素化を図り、また、天然木の特性を引き立て差別化した突き板商品の投入で縮小が見込まれる新築市場で競争力を高める狙い。

このほか新たな営業施策で(1)内装建材工場で初めて群馬工場に機能体験型ショールームを設置(2)自宅に商品施工した状態を表示できるアプリ『フローリングAR』の導入――を行い、営業面での差別化も強める。

新シリーズへの刷新と商品強化により同社ハウジングシステム事業部建築システムビジネスユニットとして、2017年度の売上高750億円を25年度に約3割増の1千億円へ拡大させる計画だ。

2018年11月15日付4面から抜粋
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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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