三菱商事建材の商材『大型パネル』の製造受託会社として4月2日に発足したウッドステーション(千葉市美浜区、塩地博文社長)は、現在5拠点ある『大型パネル』の生産工場(所在地は北海道、群馬県、愛知県、岡山県、福岡県)を〝マザー工場〟と位置付け、今後これらの地域以外の空白エリアで生産連携した地域のプレカット事業者の〝サテライト工場〟を増やし、全国の地域ビルダーに『大型パネル』の供給を行う意向だ。クレーンで施工する『大型パネル』は、工場で(1)柱・梁の構造材(2)接合金物(3)間柱(4)面材(5)断熱材(6)窓(7)透湿防水シート――などを組み合わせた木造軸組構法住宅用の面パネルで、活用すると高性能な新築が短工期で建築できるメリットがある。ウッドステーション立ち上げの背景と今後の展開について塩地社長に話を聞いた。