JBN国産材委員会、熊本の新産グループで地域材の家づくりを研修

ジャパン・ビルダーズ・ネットワーク(全国工務店協会、青木宏之会長)国産材委員会は4日と5日の2日間、今年度事業「工務店の実務に役立つ木材の知識シリーズ『住を担う』第3弾」として、研修会「近隣地域材を使用した家づくりと連携体制を学ぶツアー」を実施した。

研修会には約30人が参加。熊本に本社を置く同協会会員で、地産木材の一貫供給体制を構築し天然乾燥材を使った住宅供給を特色の一つとする新産グループ(新産住拓・すまい工房・エコワークス)と関連プレカット工場、グループに木材を供給している泉林業などを訪問。参加者は、新産グループが産直体制を構築した経緯や、そのメリット、グループの今後の方向性などについて、説明を受けた。

研修会は初日、泉林業、グループ各社が共同出資し設立した多良木プレカット協同組合、グループ向けに製材を行う尾方製材所を見学。泉林業の泉忠義社長は、見学に参加した林業関係者からの質問「素材業として、建築業との直取引に抵抗はなかったか」に対し、「年間を通じ事前に設定した価格で取引している。相場の上げ下げに気を揉む必要がない」などと話し、直取引は木材供給側にとっても利点があることなどを説明した。

2014年11月13日付3面から抜粋
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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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