一般社団法人日米不動産協力機構(JARECO)は26日、全米リアルター協会(NAR)運営の不動産情報検索サイト「Realtor.com INTERNATIONAL」(http://www.realtor.com/international/ja)に、日本国内で扱われている既存の住宅不動産物件の掲載を始めた。同日付で発表した。2020年のオリンピック開催を控え海外からの関心が高まっている、日本の住宅不動産市場への投資を促すため。Realtor.com INTERNATIONALへ物件提供を行った事業者の第1号はネクスト(井上高志社長)で、同社が不動産・住宅情報サイト「ホームズ」に掲載している売買流通物件30万件を載せた。物件に海外からアプローチがあった場合、ネクストが問い合わせを受け、物件情報を提供した事業者に連絡する。ネクスト以外にもRealtor.com INTERNATIONALへの物件掲載を打診する事業者があるといい、JARECOではサイトの利用活性化を目的に掲載情報の充実を図りたい意向だ。