「親しくなりたい人」には「最寄り駅」、「親しくなりたくない人」には「都道府県」、アットホームの首都圏サラリーマン調査

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不動産情報サービス会社アットホーム(東京都大田区、松村文衞代表)はこのほど、「出会いの季節!『どこに住んでいますか?』質問に関する調査」の結果を公表した。

調査対象は首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)在住の20~60歳代の男女サラリーマン600人(男女各300人、20~60歳の間で10歳代ごとに男女各60人)。調査結果では初対面で住んでいる場所を聞かれた場合の答えとして、これから親しくなりたい人には「最寄り駅」を、親しくなりたくない人には「都道府県」を答えるとの回答がトップになった。新年度に入り初対面の挨拶が増える時期。どこに住んでいるかとの問に対する初対面の相手の答えは、相手が質問者との今後の間合いの取り方を第一印象でどのように考えているかを知る、材料の一つになりそうだ。

調査結果では「初対面の人に住んでいる場所を聞いたことがあるか」との設問に「はい」と43・0%が回答(「いいえ」は49・2%)を寄せ、そう聞く理由のトップは「共通の話題があるかどうか知りたいため」(複数回答、回答率80・6%。2位は「仲良くなりたいと思ったため」30・2%)だった。また、住んでいる場所から推測する事柄のトップ3は順に「出身地」(同29・7%)、「収入」(同28・7%)、「センス」および「職場」(同、同率で20・5%)となった。

一方、「初対面の人に住んでいる場所を聞かれて、教えたくないと思ったことがあるか」との設問では、男女全体の回答では「いいえ」45・0%、「はい」42・2%と居住地を聞くことを肯定的にとらえる回答が否定的回答を上まわったが(その他「どちらでもない」12・8%)、男女別では男性が「いいえ」48・7%、「はい」35・3%と質問をより肯定的にとらえる傾向が強かったのに対し(同16・0%)、女性では逆に「はい」49・0%、「いいえ」41・3%と、初対面の際に住まいの場所を聞く質問を否定的にとらえる回答が、肯定的回答を上まわった(同9・7%)。

また、初対面で住んでいる場所を聞かれたくない理由のトップ3は「個人情報を知られたら嫌だから」(同80・1%)、「近所で会ったら嫌だから」(同21・5%)、「住んでいる場所を言うのが恥ずかしいから」(同5・1%)で、初対面で聞いても許される自宅情報のトップ3は「居住地の都道府県」(同77・5%)、「居住地の沿線」(同48・7%)、「居住地の市区町村」(同48・0%)の順だった。

このほか、住んでいる場所を聞かれた場合に「今後、親しくなりたい人に対しての答え」と「今後、親しくなりたくない人に対しての答え」に関するそれぞれの回答のトップ3は、「親しくなりたい人」では『最寄り駅を答える』(同68・8%)、『市区町村で答える』(同41・2%)、『路線で答える』(同38・2%)、「親しくなりたくない人」では『都道府県で答える』(同40・5%)、『市区町村で答える』(同33・2%)、『路線で答える』(同26・0)の結果になっている。

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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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